2回目のストレングスファインダーで結果はどう変わったか。1回目よりも思いのほか変化していた

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その人の強みを詳細に分析してくれる「ストレングス・ファインダー」。

この診断は『さあ、才能に目覚めよう』という書籍を購入することで、受けることができます。

2017年には新しくなった<ストレングス・ファインダー2.0>を受けるためのコードがついた『さあ、才能に目覚めよう(新版)』が発売されました。

旧版にあたる「ストレングス・ファインダー1.0」を受けたことがありますが、「ストレングス・ファインダー2.0」はどんな感じなんだろう、2回目はどう変わるんだろうと興味があったため、再度受けることにしました。

<1.0>よりも<2.0>のほうが説明が充実している

本書の中でも「<ストレングス・ファインダー1.0>を受けたことがあります。<2.0>も受けるべきでしょうか?」という質問に回答しています。

自分の才能として示される34の資質は<1.0>も<2.0>も変わりません。診断の内容も大きく変わっていないように思えます。

<1.0>と<2.0>の違いは診断結果に対して、様々なアドバイスや資料を提供してくれる点にあるようです

<1.0>と<2.0>の最大の違いは、アセスメントそのものより、その結果にあります。結果として提供される資料のひとつ「強みの洞察レポート」は、5000以上の回答の組み合わせに基づいたもので、<2.0>を受けた方のみに配布しています(p.213)。

違う結果が出ることもある

具体的な資質の内容は大きく変わっていないストレングス・ファインダー<1.0>と<2.0>ですが、結果が異なることはあるようです。

すでに<1.0>を受けたことのある方が新たに<2.0>を受けたとき、「以前のトップ5とは少し違う結果が出た」こともあるかもしれません。これは、34の資質の順番を決める計算方法の確立によるものです(p.214)。

上位の5つの資質のうち、少なくとも3つの資質は同じになるといいます。

確率として最も多いのは4つだそうです。

実際に<ストレングス・ファインダー2.0>を受けてみた結果

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実際に受けてみた結果は上記のようになりました。

<1.0>でも<2.0>でも同じ資質が出たものは黄色に塗りつぶしています。

ぼくは少し珍しいケースらしく、2つしか同じ資質が出ませんでした。

とはいえ、初めてストレングス・ファインダーを受けたときと同じような納得感のようなものはあります。

<2.0>で新たに出てきた資質は、<1.0>のときでも身についているもので、それが<2.0>で入れ替わったという認識でよいのでしょう

名称は異なるが、似ている資質がある

確かに、私の5つの資質は前のものと3つも異なります。

しかし、別の資質として扱われているにも関わらず、何となく似ていると思わされる資質がありました

「慎重さ」と「親密性」です。

文言を読むだけでは、似ていると感じられないかもしれません。

しかし、人間関係をむやみに広げることに対するスタンスは似ており、「慎重さ」に変わって「親密性」を資質としてあげられても、違和感がありませんでした。

実際に、診断の結果を下記に紹介してみましょう。

慎重さ
あなたは用心深く、決して油断しません。あなたは自分のことをあまり話しません。あなたは世の中が予測できない場所であることを知っています。すべてが秩序正しいように見えますが、表面下には数多くの危険が待ちかまえていることを感じ取っています。あなたはこれらの危険を否定するよりは、一つひとつを表面に引き出します。そうして、危険はひとつずつ特定され、評価され、最終的に減っていきます。いうなれば、あなたは毎日の生活を注意深く送る、かなりまじめな人です。例えば、何かが上手くいかない場合に備えて、あらかじめ計画を立てることを好みます。あなたは友人を慎重に選び、会話が個人的な話題になると、自分のことについては話しをせず、自分自身で考えることを好みます。誤解されないように、過度に誉めたり認めたりしないように気をつけます。人になかなか打ち解けないという理由で、あなたを嫌う人がいても気にしません。あなたにとって、人生は人気コンテストではないのです。人生は地雷原を歩くようなものです。そうすることを望むならば、他の人は用心せずにこの地雷原を駆け抜けるかもしれません。しかし、あなたは違う方法をとります。あなたは危険を明確にし、その危険が及ぼす影響を推し量り、それから慎重に一歩ずつ踏み出します。あなたは細心の注意を払って進みます。

 

親密性
「親密性」という資質は、あなたの人間関係に対する姿勢を説明します。 簡単に言えば、「親密性」という資質によって、あなたはすでに知っている人々に引き寄せられます。あなたはかならずしも未知の人たちと出会うことを避けているわけではありません。事実、知らない人と友人になるスリ ルを楽しむような他の資質を、あなたは持っているかもしれません。しかし、あなたは親しい友人の そばにいてこそ、大きな喜びと力を得るのです。あなたは親密であることに心地よさを感じます。一 旦最初の関係ができあがると、あなたは積極的にその関係をさらに深めようとします。あなたは彼ら の感情、目標、不安、夢を深く理解したいと思っています。そして、彼らにもあなたを深く理解して もらいたいと願っています。あなたは、このような親密さがある程度の危険性を含んでいることを知 っています。あなたは利用されるかもしれないのです。しかし、あなたはその危険性を進んで受け入 れます。あなたにとって人間関係は、それが本物である時のみ価値を持ちます。そして、それが本物 であるかどうかを知る唯一の方法は、相手に身を委ねることです。互いを共有すればする程、お互い 危険性も大きくなります。お互い危険性が大きくなればなる程、自分たちの意思が本物であること を、よりはっきりと証明できるのです。これらが真の友情を築き上げるためのひとつひとつのステッ プであり、あなたはそのステップを喜んで進めて行きます。

結果の変化について考察してみるとよい

ぼくが<ストレングス・ファインダー1.0>を受けたのはちょうど2年前のことで、当時は学生でした。

時間もたっていますし、今は社会人で環境も異なります。

それによって、意識していることが変わり、診断の回答も変わったと思われます

そうしたことが理由でストレングス・ファインダーの結果が変化したと考えると、これまでの自分を振り返るきっかけになるかもしれません。

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