テスト期間ということでブログの更新頻度を減らし、勉強することにしています。
ぼくは勉強が好きとはいっても、やはり常に勉強をしたいというやる気がみなぎっているというわけではなく、「やらなきゃいけないけどやる気がでない」ということばかり。
そんなときにぼくが行っていることをご紹介しましょう。
これらの行動はやる気を出すためのものもあれば、やる気がないことを受け入れてしまうというものもあります。
どれも高校時代から試行錯誤し、学年順位を47位から2位にまで上げる原動力の1つになった*1と感じているものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
なお、想定しているのは高校や大学のテスト前という状況であり、将来に直接関わる重要なテストではありません。
しかし、このようなテストのほうがモチベーションの維持が難しいように感じます(特に大学のテスト)。
やる気が出ないときにやっていること
風呂に入る(リセットをする)
他の人はあまりやらないであろう奇抜な行動。
ぼくは普段から朝と夜に風呂に入るのですが、テスト期間中は1日に3回風呂に入ることもあります。
ぼくにとって風呂に入るという行為はある種の「リセット」のようなもので、風呂に入るとそれ以前のイライラやモチベーションの低さがある程度改善されるように思えるのです。
単純にスッキリするということもありますが、風呂に入っている間は普段よりも頭で考えることをしないので、リラックスできているのかもと考えています。
「テスト期間中は風呂に入りまくれ!」と言いたいわけではありません。
それぞれ自分なりの「リセット」の手段を持っておくとべきだということが言いたいのです。
散歩をしたり、ちょっとだけ運動をしたり、場所を移動したりと自分なりに切り替えるための手段があると、集中力が続かないというときにとりあえずそれをやって状況が改善しないかを試すことができるでしょう。
ただし、それをやるのに何時間もかかってしまうものは好ましくありません。長くても30分以内で終わる行動がよいでしょう。
架空の成績表を作る
架空の成績表をつくることは想像以上にモチベーション向上によい影響を与えます。
友人に話すと「なにをやっているんだ」と言われてしまいますが、架空の成績表をつくるということは単純にいえば目標を設定し、将来の自分を想像するという行為です。
モチベーションを高めるためになにをするべきかという議論のなかで、目標を設定することは非常に重要な意味を持っており、「目標のあるところにモチベーションが生まれる」という学者もいるほど。
架空の成績表は内容がかなり具体的ですし、自分の「こうだったらいいなぁ」という姿を想像することでモチベーションが上がるのでしょう。
これは、どうしてもやる気が出ないという時間につくって、「勉強の進捗状況がよいから成績上げておこうかな」と気が向いたときに更新します。
参照:正しい目標の立て方はSMARTで考える。来年のクリスマスに向けて
早寝早起きをする
なにをするにしても早起きして朝に行動をするのがいいという話はよく聞きますが、早寝早起きの理由はそれだけではありません。
夜になるとどうしてもやる気がでないことがありますが、そういうときは思い切って寝てしまいます。
やる気の出ない状態で勉強しても身につく量はしれているから、さっさと寝て次の日に早く起きて勉強すればいいという考えです。
高校生なのに夜の8時に寝て、朝の4時に起きるなんて日もありました。逆に早く寝たのにいつもと同じ時間に起きてしまったということもありましたので、朝に自信がある人向けではありますが……。
もちろん「今日はテスト前日でまだ勉強していない!」という人にとって、この行動が必ずしも好ましいものであるとは限らないでしょう。
テスト日や、やることをリスト化する
テストの日程表などは配布されることもありますが、それでも自分でテスト日や勉強することをリスト化するようにしています。
テストの日程もやるべきことも頭の中ではわかっているのですが、常にそれを頭で考えることは非常にストレスなのです。
勉強の最中に少しでも余計なことを考えてストレスを感じないためにも、いつでも見れる場所にテストの日程とやるべきこと書いておきましょう。
意見が分かれるところではありますが、ぼくはその表をかなり適当につくることが重要だと考えています。
あまりに時間をかけてしまっては勉強時間に影響が出ますし、丁寧につくっても普通のテスト期間ならば数ヶ月しか使わないからです。
ぼくはA4の紙に日程を書き、勉強することは「この日はこの科目」程度しか決めていません。
そして、終わったテストや勉強を一通りやり終えたものは線を引いてリストから削除していまいましょう。
これは少し快感を得られますし、「確実に進んでいる」と感じることでモチベーション維持にもよい影響を与えると考えています。
思い切って遊ぶ
どうしてもやる気が出ないときの最終手段は、思い切って遊んでしまうことです。
「やる気のない状態で無理に勉強をしても、対して身についていないだろう」ということが一番の理由です。
そもそもやる気を出す、モチベーションを維持するという行為は非常に難しく、社会に出ている人でさえもそれに関連する本を買ったりしています。
それなのに中学、高校の子供が必ずしも見事にやる気を出し続けることはできるでしょうか。
一日中集中し続けることなんてできません。ですから、どうしても勉強したくないときは割りきって遊んでしまうということも肯定して良いと考えているのです。
やる気が出ないなんてことは珍しいことではありませんから、そうした状態を寛容に受け入れられるといいのではないでしょうか。
もちろんこれは「やべ、遊びすぎた! 勉強しなくちゃ」と考えることを想定していますが、遊んだっきり勉強に戻らないなんてことはよくありますから注意しなければいけません。
それでも「勉強しなくちゃいけないのにやる気ができない。どうしよう……」と思えるような人に関していえば、「そういう時もあるよね」と考えられるようになる方がよい結果を残せるように思えます。
まとめ
- 風呂に入る(リセットをする)
- 架空の成績表を作る
- 早寝早起きをする
- テスト日や、やることをリスト化する
- 思い切って遊ぶ
ぼくが勉強のやる気が出ないときに行っていることを紹介しました。
勉強法に関しては学問的な背景を持っているものもあるとはいえ、世の中にあるものの多くは自己流でしょう。
ですから、それが本当に正しいのか、自分に合っているのかどうかは慎重に検討しなければいけません。
しかし、これらの方法は比較的簡単に実践できるものばかりですから、ピンと来たものがあるのならぜひためしてみるといいかもしれませんよ。
*1:320人中なので元からそれほど成績は悪くはないのですが……