最近iPhone 6sが発売されましたね。
最近といってもたいぶ日が経っていますから、速報性からすればブログとして失格ですが、今回は別の話題について書いてみます。
iPhone 6sは新色として「ローズゴールド」が増えたことはご存知でしょうか?
この女性に人気が出そうなローズゴールドですが、実は男性客からも支持を集めているとか。
色に関して人それぞれの好みはあるでしょうが、一般的にピンクは女性向けの色として認知されているはず。
それにも関わらず、男性はピンク色のiPhone 6sを買い求めるのはなぜでしょうか?
ローズゴールドがあるのはiPhone 6sだけ
答えは単純で、ローズゴールドは最新機種であるiPhone 6sにしかないから。
つまり、ローズゴールドを持っている=最新機種を所有していると一目でわかるため、ステータスとしてAppleの新商品を求めている人たちに喜ばれているのです。
iPhone 6sはiPhone 6と見た目がそれほど大きく変わらないために、他の人がそれに気づかないことがあります。
やはり、新しい機種を持っているんだと周囲に知ってほしい人にとって、それは好ましいことではありません。
そのため、新しく加わった色であるローズゴールドを好んで求めるのです。
繰り返しになりますが、ローズゴールドは6sにしかない色ですから、ひと目で最新機種であるとわかります。
このように、普通は女性向けの色であるローズゴールドを男性が買い求めるのは、iPhone 6sを所有していることを周囲にアピールしたいという心理によるものと考えることができるのです。
予約は圧倒的にローズゴールド
上記の主張を補強するものとして、予約する人はローズゴールドを求めるということがあげられます。
Phone 6s / Plusのカラー別の人気状況について量販店の店員に尋ねると『初日の予約はほぼローズゴールドで占められていたが、今はバラけている』(ドコモショップ店員)、『予約数はローズゴールドがダントツ』(家電量販店店員)
iPhone 6sの売れ筋は?『初日はほぼローズゴールド』『男性にも人気』(販売店員)
予約はローズゴールドが多く、そのあとは特に人気の色はないということがわかりますね。
予約をする人たちは、いち早くAppleの新製品を手に入れたいと考える人たちです。つまりAppleが大好きであり、そのブランドに大きな価値を感じています。
アップルストアに前日から並んだりする人もそうですが、誰よりも早く手に入れて自慢したいという気持ちがあるでしょう。
そうした人たちが、今回ローズゴールドを買い求めるということは、やはり同じように周囲に手に入れたことをアピールしたいという目的による可能性が高いと考えられるのです。
逆に、予約していない人たちは特に色の選択に偏りはないそうです。
ですから、単純に「新色のピンクゴールドが人気である」という可能性は低いといえます。
もしiPhone 6sが明らかに6と違う外見だったとしたら、このようなことはおこらなかったでしょう。
意図したかはわかりませんが、今回の新色追加はApple好きの方にとって喜ばしいことだったといえます。
iPhoneというステータス
意識高い系の象徴として、Appleをステータスとする人を少しバカにする傾向もありますが、決して悪いことではありません。
むしろ、「企業価値ランキング」でも世界一に輝いているように、その脅威のブランド力は素晴らしいとしかいえません。
今回の件は、いかにiPhone 6sを所有していることが、人々にとっていかに価値があることなのかを示すものだといえるでしょう。
まとめ:iPhoneは所有だけでも価値がある
iPhone 6sのローズゴールドを買うことは本人次第であり、とやかくいうものではありません。
ただ、買う側の気持ちを思い浮かべたとき、こんなふうに考えることもできるということです。
小学生の頃、ピンクは女の子の色と認識していました(戦隊ヒーローもののピンクは毎回女性だったことが影響してそう)。
ピンクはオシャレだという認識もありますから、純粋にファッションの一部として買い求めた人もいることでしょうね。
ぼくもピンクのiPhoneを見るたびに欲しくなります。もしかしたらそんな狙いもあるかもしれませんね。