喧嘩ではなく冷静に話し合いをするためすぐにできること

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以前、僕の組織での立ち振る舞いに対して、非難の文章を送ってきた人がいました。
誰だってそういったものをみたとき、怒りや不快な気持ちが生まれてくるものです。僕もそうでした。

ですが、少しだけ冷静になって、その文面や相手の立場について考えてみることにしました。
すると、それに対する見方が大きく変わり、お互い冷静に話し合うことができました。
ただの喧嘩になるのではなく、お互いどう考えるべきか、どうするべきかを話し合うことができたのです。

 

相手の立場を考える

相手は僕に嫌がらせをするために、そうした文章を送ったのではありません。
組織として解決すべきであり、僕にそうした行動を改善して欲しいと思ったから、そうした行動をしたのでしょう。
もちろんただの嫌がらせでそういった行動をする人もいますが……彼はそういう人物だとは思えませんでした。

そうして相手の立場を考えることで、怒りを静めて、冷静に話し合おうと考えることができます。
僕は相手の心情を知ることが得意ですから、冷静にさえなれれば、それはさほど難しいことではありませんでした(もっとも冷静になることが難しいのですが)。

相手を尊重する

相手の立場を理解して、怒りを静めて冷静になることができれば、相手を尊重した文章を書くことができます。
ここでけんか腰の文面を送っても、事態をさらに悪化させるだけです。
それがわかっていても、どうしても強く反論してしまうことはよくあるものです。

ですが、ここでは論理ではなく感情的に考える部分においては、そう思わせてしまったことについて謝罪をしました。
また理屈で説明できる部分に関しては、相手の考えを尊重しつつも、僕のなかの理屈を述べました。
そして、わざわざそうした意見を送ってくれたことに対して感謝の気持ちを記したのです。

お互いに尊重し合う

相手を尊重した文章を送ると、相手からの返信も少し雰囲気が変わっていました。
非難する点は増えていましたが、そう考えるまでの過程や、僕の気持ちを尊重する文面が加わっていたのです。
それによって、僕はどうしたらいいのか、なにがいけなかったのか、より詳しく冷静に考えることができました。
こちらが相手を尊重すれば、多くの場合、相手も自分を尊重してくれるものなのです。

喧嘩ではなく話し合いをするために

喧嘩はお互いに精神を消耗するだけでなく、感情的になり実りのある会話ができません。
お互いにあまりメリットはありません。
もちろん、そういった喧嘩をすることが友情に繋がることもありますが、できれば冷静に合理的に話し合いたいものです。

もしあなたを非難する人がいても、少し冷静になって話し合うことができると、想像以上に良い結果になることもあるでしょう。
相手がすでに感情的になっている場合でも、こちらが冷静に対処したり、感謝の言葉を述べることで、相手も冷静になってくれることがあります。
お互いのために、なによりあなたのために、冷静にお互いを尊重し合う話し合いをできるようにするべきです。

僕は勝手に、自由に行動する変人ですから、こういうことがよくあります(そんなやつが組織について勉強しているのもおかしな話ですが笑)
その度に、その日は眠れないくらい落ち込むのですが、冷静に受け止めることができるようになっています(落ち込みますが)。
なにより争うことが嫌いなので、そちらの方が自分とって精神的に負担が少ないで好ましいものです。

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