「アプリケーションのショートカットを作成」が消えた?
Google Chromeのウェブページをアプリ化してショートカットを作成する機能は、バージョン44.0あたりから従来の方法では使えなくなってしまっています。
今まではメニューの「その他のツール」から「アプリケーションのショートカットを作成」を選べば、簡単にアプリ化されたウェブページのショートカットが作成できていました。
しかし、知らないうちにそれができなくなってしまっていたんです。
おそらく気づかないうちに行われているアップデートによって、仕様が変わったものと思われます。
今回はウェブページをアプリケーション化する新しい方法を見つけたので、それをご紹介します。
※バージョン 59.0移行の場合の設定方法も追記しました。
【追記】バージョン 59.0前後の場合
バージョン 59.0では、大幅に設定方法が簡略化されています。
本記事でも紹介している、以前のChromeのショートカット作成方法があまりに不評だったため、元に戻したと思われます。
手順は以下の通りです。
- Chorome右上のメニューをクリックする
- 「その他のツール(L)」にマウスカーソルを乗せる
- 表示されたメニューの「デスクトップに追加…」をクリックする
- 「デスクトップに追加」というウィンドウが表示されるので「追加」をクリックする
なお、「ウィンドウとして開く」にチェックを入れると、「アプリケーション的」にショートカットを利用することができます。
バージョン 44.0前後の場合
タスクバーに追加する
まずはアプリケーション化したいと思っているページを開いた状態で、メニューを開き、「その他のツール」「タスクバーに追加…」を選択してください。
画面上部にポップアップが出てくるので、「ウィンドウとして開く」にチェックをつけてから、「追加」を押してください。
アプリを開いて、ショートカットを作成
次にGoogle Chromeの「アプリ」のページを開きます。
ちょっと見つけづらいのですが、インストール時にデスクトップに作られたり、ブックマークバーにあったり……。
検索バーに「chrome://apps/」と入力しても表示することができます。
こんなアイコンです。
この画面になったら、先ほど「タスクバーに追加…」したページがあるので、そのアイコンを右クリック。
右クリックして表示されたメニューの「ショートカットを作成…」をクリックします。
すると画面上部に「アプリケーションのショートカット」を作成がついに出てきます!
「デスクトップ」にチェックを入れて、「作成」をクリックすれば、やっとデスクトップにショートカットが……。
手順が多くてめんどくさい
今まではサッと作れていたのに、なぜこのような仕組みになったのかはわかりません。
ただおそらく、GoogleとしてはChromeの「アプリ」画面を使ってほしいんじゃないかと。ただ現状では改悪だと感じる人が多いでしょうね。
あの機能を使いこなせれば、Chromeだけでなんでもできそうですからね(Chrome Bookのような感じでしょう)。
ぼくはこの機能を愛用しているので、使えなくなると快適な生活を送ることができなくなってしまいます。
ですから、必死に解決策を探していました。
ネットで簡単に探してみたところ、解決策を明示しているものが少なかったので書いてみました。
ウェブサービスだけじゃなく、Wikiのよく参照するページをアプリ化しても便利ですよ。
【追記】簡単にショートカットが作成できるもう一つの方法
これは「アプリケーション化」ではありませんが、一瞬でデスクトップにショートカットを作成できる方法です。
他のブラウザでもできるのでご存じの方も多いかもしれません。
「アプリケーション化」というのは、「URLバー表示しない」「アドオン起動しない」といった状態でChromeを起動するものですが、その必要がなく、通常の起動でもよい場合はこちらのほうが手軽です。
- URLバーのURLを全選択する
- デスクトップにドラッグ
- デスクトップにショートカットが作成される
とても簡単にすぐにできます。
Chromeにアドオン入れてないし、URLバーとかあっても気にならないよという人はこちらのほうがいいでしょう。